IoTのIT 2019 11 10

書名 Newsweek ニューズウィーク日本版 2019 11 12
   危ないIoT
出版社 CCCメディアハウス

「IT、それが見えたら終わり」
 たとえば、パソコンがウイルス攻撃を受けて、
大変なことになったというニュースは、よく聞きます。
 同じ理屈で、スマートフォンやタブレットも、
ウイルスが感染して、データが流出したということもあるでしょう。
 そうならないために、ウイルス対策ソフトを入れておくということは、
多くの人が理解しているでしょう。
 しかし、インターネットにWi-Fi経由で接続可能な「スマート家電」は、
どうなっているのでしょうか。
 Wi-Fi機能があるドローンは、どうでしょうか。
監視カメラのコンピューターも、どうでしょうか。
 もっと恐ろしいのは、インターネット接続可能な自動車をウイルス攻撃によって、
「乗っ取る」ことが可能でしょう。
 しかしながら、このようなIoT機器は、開発が優先され、
セキュリティー対策は、軽視されているという。
 もちろん、IoT機器は小さなものが多いので、
ウイルス対策ソフトをインストールすることができないでしょう。
 しかし、何も対策をしないと、このようなIoT機器は、
ウイルス対策ソフトが入っていないパソコンと同じような状態であり、
つまり、玄関の鍵がかかっていない家と同じようなものでしょう。
「現代の恐竜」
 記事によると、このようなことがあったという。
よく売れているおもちゃのハッキングにも成功した。
言葉を話す小さな恐竜のおもちゃだ。
 このおもちゃは、更新情報を受け取るために、
インターネットと接続している。
 これがハッキングによって乗っ取られれば、
恐竜の声で不適切なことを述べたり、
子供たちに何かを指図したりしかねない。
(引用、以上)
 スマート家電のホームネットワークも、
コネクテッドカーの自動車ネットワークも、
映画の「IT、それが見えたら終わり」という状態になる可能性があります。








































































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